この日最初の爆音を鳴らしたのは鹿児島ゼロ世代「地盤沈下」アヴァンギャルドさとポップさがジェットコースターの様に押しよせるLIVEは満員のSR HALLをサイケデリックに染める。核弾頭としてイベントオープニングを飾ってくれた。 歓声で迎えられたイベントのOpeningVに続き「START!」の文字が映し出されると同時にスタートしてくれた「8otto」 過去2回のvolcanoのオープナー「フラカン」「スクービー」とはまたひと味違った最高のオープナーとなったのでは?だってLIVEの度に良くなる今の「8otto」の先には確実に「世界のロック」っていう地平が見えますもん。 そしてSR HALLでは、この日の為だけに東京から20時間近くかけてやって来てくれた「riddim saunter」そのメンバーからの気迫に対し、volcano史上最速の「入場規制」というオーディエンスからの最高のリアクション!こちらも「8otto」とは違うが確実に「世界のロック」と地続きのカラフルなサウンドでSR HALLを染める。 そして会場こそ一緒だが出番は一つ後ろとなった「ココロイロトリドリ」は「強い唄」を大事に鳴らすバンドサウンドが、昨年より遥かにたくましくなった。今年はもっともっと多くの人に聴いてもらいたい。 どちらの2バンドも、1年前のvolcanoの時のセットリストをアップグレードできて居る事が何よりも楽しみにさせてくれる。 下馬評で注目度一番だった「ミドリ」まさしく予測不能。圧巻のLIVE、そしてパフォーマンス。冷静に考えてあれだけのパフォーマンス(ドラムセットを全てフロアーへ投げ入れたりするの)がしっかりとエンターテイメント、LIVEとして成立している事。それが何より一番の事件ではないですか? そんな「ミドリ」の中スタートを切りながらも「入場規制」となった「アナログフィッシュ」ツアーの度に鹿児島には来てくれて、そのツアーが空いた為に随分久々の鹿児島LIVEとなったが、相変わらずの3ピースとは思えない「バンドハーモニー&コーラスワーク」はもちろん健在。嬉しい「新曲」まで披露。こりゃ早く音源作って、またツアーで帰ってきてもらわないと。 そしてSR HALLのトリ「FRONTIER BACKYARD」過去のvolcanoアンケートにも数多くリクエストがあったので、念願だった人も多かったのでは?その興奮を物語る様にSR HALL最高震度を次々と記録!3曲もサービスしてくれた後も鳴り止まないアンコールにステージに登場したのは、何と東京からLIVEを見に来てくれたFed Music ATSUSHI(Ba)とriddim saunter。そして一本締めで打ち上がり! アンコールの鳴り止まないSR HALLの模様が映し出されたスクリーンを見上げる4人。ゆっくりとスクリーンの幕がしまり、BGMが落とされると「曽我部恵一BAND」のLIVEがスタート。 前々回のトリ前では無く今回は大トリ。セットリストを組まず、衝動のままにステージやフロアーへ飛び込み、時にスピーカーにまでよじ登る。全身全霊でこの瞬間に響く音を鳴らすLIVEは、volcano06で共演した「Guitar Wolf」との幸せなロックなシンクロを感じずにはいられません。最後の最後「volcano08」結果4日間全ての最後の曲となり、今回のアンセムを決定づけた「魔法のバスに乗って」のアンコールまで。たくさんの出演者を含む満員のCAPARVO HALLを満天の笑顔にした。 全ての出演者、関係者、そしてお客さま、ホントにありがとうございました。 SR Factory << back | top | |
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